『 姦獄道場【女格闘家、敗れる】 』

作品情報
(悔しい! こんな卑劣な男に……)
美しき柔道部部員・羽柴凛。誇り高き女主将を襲う悪夢。
素行不良で退部させられた蛇沼のパワーに屈し、
神聖な道場で道着を剥ぎ取られ、純潔を奪われる。
アナル破壊、孕ませ特訓、調教配信……
ついには部員たちの性欲処理奴●に堕とされ……
(文庫換算219ページ)
基本情報
感想レビュー:熟練未亡人の堕落劇と濃密な家庭内エロ
女格闘家敗北ものとしての位置づけ
鳴沢巧の「姦獄道場【女格闘家、敗れる】」は、タイトル通り格闘系ヒロインが徹底的に敗北・凌辱されることに主眼を置いた作品です。王道の「強いヒロインが屈服する」筋立てを期待して読み始めると、開始早々にいきなり完敗・陵辱展開が来るので、序盤からヒロインの強さを見せてもらいたかった読者には不満も残ったようです。一方で、徹頭徹尾「敗者の凋落」を描ききっているという点では、潔さや一点突破的な魅力を評価する声もあります。
プレイ内容と表現の特徴
レビュー全体を通じて挙がっていたのは「アナル要素の多さ」と「プレイ描写の量」でした。暴力で脅し、前後から責められて堕ちていく…というパターンが繰り返されるため、人によっては単調と感じられた様子です。ただし「回数の多さでカバーしている」「即物的だが濃度はある」という意見もあり、凌辱プレイそのものを楽しみたい人には一定以上の満足感があったように思えます。ライブ配信や部活全体に堕とされる未来を暗示する展開も加わり、陵辱系としての“救いのなさ”はしっかりと押さえられています。
キャラクターと設定のちぐはぐさ
最も批判的な声が大きかったのは「表紙イラストと本文の乖離」でした。イラストではベリーショートの武道少女に見えるのに、本編ではポニーテールで普通の下着を着用しているという違和感。格闘少女要素をもっと活かしてほしい、という意見が2ちゃんねる・Amazonレビューなどで特に多かった印象です。キャラクター自体の心理描写も「感じてはいるが嫌悪感が強い」「かわいそうすぎて抜けない」といった評価に分かれやすい部分でした。
読後感と総評
総じて賛否は割れますが、陵辱ジャンルらしくハード展開に振り切っており、「キャラ萌えや物語性よりプレイ描写重視」の読者には適した作品です。自分としては、格闘少女という設定をもっと生かしてほしかった気持ちもありますが、後半にかけての没落ぶりや奴隷化展開は、ジャンルの王道らしさがあって満足度は高めでした。
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