『 剣道部の女主将、廃部を防ぐため我が身を犠牲に 』

作品情報
「威勢が良かったわりに俺のチ×ポになじんでるじゃないか」
道場の板の間、紺袴姿で純潔を奪われる女主将・紗英。
こんな卑劣な男に負けてなるものか、と睨み付ける顔は、
苦痛に歪みながらも上気し、唇からは濡れた吐息が……
剣の道に邁進する清廉な乙女が堕ちる、おぞましき肉罠!
(フランス書院文庫換算231ページ)
基本情報
感想レビュー:剣道と官能が交錯する青春譚
物語と主な特徴
本作は剣道部廃部の危機を前に、主将・紗英が自らを犠牲にスポンサーへ身を捧げる展開から始まります。作者・鈴本湧はこれまでフランス書院発で凌辱系を手掛けてきた実力派で、今回もその作風が色濃く出ている印象です。他者のレビューからも「タイトルやあらすじだと個人攻略物に見えるが、実はヒロイン二人構成」との声が目立ちます。ストーリー自体はシンプルですが、テンプレ的な構造が逆に安心感となり、凌辱メインのユーザーには一定の満足感を与えているようです。
ヒロインたちの描写とプレイ密度
紗英の他に、彼女を慕う一年生の美少女・理沙がヒロインに加わります。作中イラストは表紙のみで、理沙のビジュアルは読者の想像次第。それぞれ黒田顧問と理事長という二人の凌辱者による調教が展開。章ごとに舞台もプレイも濃く、入れ替えや練習試合、人数追加の組み合わせなど、多様なシチュエーションとバリエーションで飽きさせません。反面、「1章あたりの展開が詰め込み気味」「部分的に文章のわかりづらさ」や、「ヒロイン2人分の薄さ」への不満もあるようです。
エロ要素と快楽堕ち展開
本作の核であるエロスは、凌辱強めで圧倒的な密度を誇ります。独特の淫語表現やねっとりとした描写が特徴で、特に「すぐ快楽堕ちするヒロイン像」「ご都合設定感」には評価が分かれているようでした。その一方で「抜き作品」として見れば、盤石な仕上がり。「ヒドイ会話文やテンプレな展開」という否定的意見も見られますが、凌辱好き向けには十分刺さる内容という声も見受けられました。
文章・構成について
文章そのものについては、「変換ミス」「キャラ名間違い」など技術的な粗が指摘されています。また「章の切り替えや改行のタイミングがつめこみすぎ」との意見も。ただし文量は約200Pと手軽で、読後感もしっかりしています。会話文やテンプレ展開への手厳しい指摘もありますが、「淫語の多さ」で評価を上げているレビュアーも存在します。
総括
テンプレ通りの展開ながら、凌辱要素や快楽堕ちの鮮烈さで一定層には満足度高め。ただし、作品の薄さや文章の粗も気になります。自分的には「ヒロイン2人分+多人数プレイ」という味付けが単調になりすぎず、密度を楽しめるパートも多かった印象です。否定的レビューも見られますが、数多い凌辱小説の中で十分個性を放っている一作といえそうです。
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