『 インテリ美人弁護士、堕ちる 』

作品情報
「先生みたいなインテリもイクときの顔は同じだな」全裸で緊縛され、獣たちに次々に輪姦される侑里子。美貌と知性で注目を浴びる新進気鋭の女弁護士。親友の美人画家・千聖とともに拉致された挙句、別荘に監禁され、三穴に白濁液を浴びつづける。奴隷に生まれ変わった28歳はオフィスへ戻され……
基本情報
感想レビュー:鬼畜凌辱の極致、抵抗し続ける美人弁護士の堕落劇
インテリ美人弁護士、堕ちるは、綺羅光が描く凌辱小説の中でも特に評価が高い作品として知られている。美貌と知性を兼ね備えた新進気鋭の女弁護士・江島侑里子が、ヤクザによる復讐の標的となり、親友の美人画家・赤坂千聖とともに別荘に監禁され、壮絶な調教を受けるという衝撃的な展開が描かれる。
この作品の最大の見どころは、主人公の侑里子が最後まで芯を強く持って抵抗し続ける姿勢にある。単に快楽に屈するだけでなく、強い信念を持って戦い続けるキャラクター造形が、多くの読者から支持を集めている。正義感溢れる知的な女性が、暴力的な支配の中でも魂までは屈せず抵抗する様子は、何度も読み返したくなる魅力があると評価されている。
シチュエーションと鬼畜度
本作はヤクザによる数人がかりでの復讐劇という設定で、性的に暴力的な仕返し方法が容赦なく描かれる。別荘に監禁された二人のヒロインが、地獄のような酷い男たちに責められる様子は生々しく、凌辱描写のリアリティが際立っている。弁護士という知的な職業の女性が堕ちていく過程、そして彼女を慕う若い女性も巻き込まれて奴隷化されるという二重の展開も、読者の興奮を誘う要素となっている。
ただし、この作品は非常にハードな内容であり、女性に対する暴力的な描写が多いため、そうした表現が苦手な読者には向かないとの注意喚起も複数のレビューで見られる。一方で、暴力的な支配がテーマの凌辱モノを好む読者にとっては、まさに理想的な作品と言えるだろう。
気になる点と賛否
賛否が分かれるポイントとして、友人の美人画家・千聖の描写が多すぎるという指摘がある。本来のメインである弁護士の堕落により集中してほしかったという声や、サブヒロインの千聖が大人しすぎて物足りないという意見も見られた。また、色事師が巧みに落とすのではなく、かなり暴力的な調教で進行するため、好みが分かれる部分もあるようだ。
物語の展開面では、最初の凌辱が精神的に追い詰めるためとはいえ、単なる若造によるレイプから始まり、その後も済し崩しの暴力的なレイプが続くため、期待していた本格的な調教シーンとは異なると感じた読者もいる。さらに、物語が途中で終わっており、重要なキャラクターである龍一会長が出所するまでの話が描かれていないため、続編を待ち望む声もある。
綺羅光作品としての評価
綺羅光は凌辱小説の大家として知られ、1985年から一貫して凌辱モノを書き続けている作家である。彼の作品の特徴は、凌辱小説でありながら「ハード過ぎない」というバランス感覚にある。女性の体に不可逆的な被害を与えず、怪我もさせない、どこか遠慮がちな描写が、読者に安心感を与えている。本作インテリ美人弁護士、堕ちるも、2017年前後の作品の中では特に良い出来として評価されており、綺羅光ファンからも支持を集めている。
後に刊行された聖奴隷斡旋所では、侑里子と千聖が再登場し、舞台設定を共有したシリーズ展開も見せている。キャリアウーマンモノ、インテリシリーズとしての広がりも期待される作品である。
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