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【感想レビュー】無愛想な転校生の裏垢を見つけてしまった。

『 無愛想な転校生の裏垢を見つけてしまった。 』

無愛想な転校生の裏垢を見つけてしまった。

感想レビュー

『無愛想な転校生の裏垢を見つけてしまった。』は、SNSや裏アカ、卑猥な自撮りといった現代的かつ少し危ういテーマを真正面から描いた青春エロス作品。
個人的には、ノクターン系作品の中でもテーマ選びがかなり新鮮で、ただ性的描写をするだけでなく、現代の情報社会特有の背徳感をうまく絡めているのが印象的だった。日常的なスマホやSNSが、ほんの一歩で非日常の扉に変わる——そのスリルが物語全体を覆っていて、まさに“禁断の青春”という言葉がぴったりだと思う。

レビューでも多くの人が「こういう切り口のエロスはあまり見ない」と評価していて、現代らしい題材を上手くエッチさに転換している点を高く評価していた。ただし、中で行われる行為を現実的に考えれば法的にも危うく、現実では絶対に褒められたものではないという意見もあり、あくまで“大人のファンタジー”として楽しむべきだという声が目立つ。

物語は主人公・向井の一人称で進行し、心情や情景描写がかなり丁寧。そのため感情移入しやすく、没入感が高いという感想が多かった。シーンの描写も濃密で、分量はあるはずなのに一気に読み切ってしまう読みやすさがある。一方で、「結構いい場面で物語が中途半端に終わってしまう」という点は賛否が分かれるところ。続きが読みたくても、本編だけでは満足できず、WEB版を覗いても結局“飢え”が残る、という意見もあった。

自分としては、この未完感すらも背徳感やスリルの一部として受け取ることができたし、余韻を残して終わることで作品全体の雰囲気がより強調されているようにも思えた。ただ、がっつり結末を見たい派には物足りなさが残るのも確かだろう。

総じて、エロス要素と現代的テーマを融合させた良作であり、賛否はあれど少なくとも印象には強く残る作品だと感じた。

5.0

作品情報

俺の隣の席に座る藤永弥生――美少女だが不愛想ゆえに浮いた存在。
だが俺は――彼女の肌も胸も陰毛も剥き出しの性器すら知っている。
偶然、藤永がエロ写真を上げている裏垢を知っていたのだ……。
彼女にそれを告げる気はなかったが……そんな危うい関係に変化が!
「ねえ、私の胸、触りたい?」藤永の欲望が現実でも動き出したのだ。
禁断の青春スリル、WEBで大人気問題作が全編改稿で堂々登場!
(文庫換算285ページ)

※引用元:FANZA

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