『 淫獣の暴走 妻の母を、妻の妹を 』
感想レビュー
『淫獣の暴走 妻の母を、妻の妹を』は、田沼氏らしいねっとりとした筆致と濃厚な官能描写を軸に、人妻の義母と無垢さを残す義妹、そして終盤には妻も巻き込むという王道の近親相姦ハーレムもの。孕ませや種付け意識の性描写が豊富で、最後は全員妊娠・仲良くハッピーエンドという、愛憎よりも背徳感と甘さが勝る作品です。
物語は、主人公・和彦が妻の茉莉と毎晩子作りに励むも妊娠できず、相談を持ちかけた義母・文香が「一度だけなら」と応じたところから一線を越える展開へ。やがて関係は深まり、文香は恋人同然に彼を受け入れていきます。そこへ妹・亜衣が登場し、義母との関係を知った上で自らも処女を捧げる流れに。以降は三者それぞれとの濃密な絡みが描かれ、最終的に妻もそれを受け入れて三人同時プレイへと至ります。この「妻が最後に許容する」という構成は、快楽的背徳とともに読後感の良さにもつながっていました。
多くのレビューでは、「基本が和姦なので独占派にも安心」「義母と義妹のキャラ描きが艶やか」といった好意的な意見が目立ちます。義母はしっとりと奥ゆかしく、それでいて性に溺れていく姿が魅力的。義妹は小悪魔っぽさと初々しさの両立が絶妙で、二人のコントラストを楽しめるという感想も多いです。「いやよいやよも好きのうち」のムードと、片仮名主体のオノマトペを多用した性描写が田沼作品らしく、場面がイメージしやすいとの声もありました。
一方で否定的な意見としては、「落ちるのが早すぎて物足りない」「嫁の描写がほぼなく、ダシにされている」「セリフが繰り返され安易」といった指摘も。中には「義母・義妹があまりに従順で、緊張感がない」という声や、「妻が妬く展開がないので薄味」という感想もありました。ただしこれらの批判も、「陵辱色が薄く、甘めで楽しめる」という評価と裏腹でもあります。
総じて、濃厚な和姦ハーレムと孕ませ描写を、背徳感よりも“家族的幸福”で締める田沼流のまとめ方が光る一作。過去作より優しく、しかし十分に淫猥——そんな作風を好む人には“買い”だと思います。
作品情報
39歳、熟れきった女体への凌●が暴走の始まりだった。下着をつけずに生活することを妻の母に強●し、焦らしきった柔肉をエプロン姿のまま犯しつくす。Fカップの豊乳と未亡人の空閨を味わった淫獣のさらなる標的は大人びた、妻の妹・亜衣へ。女に眠る欲望のすべてが暴かれる、ここは狂愛の檻！
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