『 水泳女子、絶対零奴 』

作品情報
(い、や……熱くて硬いのが……入ってくる、あっ)
くり抜かれた競泳水着の股間から処女膜を貫く剛棒。
水泳部の孤高のエース・氷室綾瀬──唯一心を開く顧問を守るため、
悪魔教師に純潔を奪われ、綾瀬を妬む副部長・佐子の言いなりに……
潮吹き調教、露出マゾ犬散歩、輪●ビーチ──すべてを喪う暴虐の一週間。
屈辱アクメの数だけ露わになる牝の顔──水泳女子、魔悦陥落。
基本情報
感想レビュー:クールなヒロインの心が崩される物語
舞条弦作品といえば、「無機質な少女が凌辱を通じて壊れていく」構図が特徴的ですが、本作『水泳女子、絶対零奴』はその中でも特にシリアスかつハードな展開が際立っています。舞台は水泳部。感情を表に出さない才能あるヒロインが、同じ部の女子や中年教師の手によって執拗に調教され、心身ともに追い詰められていく──そんなストーリーです。
他のシリーズでは多少の救済やヒロインの“新しい快楽への開眼”が描かれることもありましたが、本作は明確に崩壊エンド。そこが好き嫌いを分ける部分ですが、シリーズ中でも特に濃密な絶望感が味わえる作品と感じました。
悲壮感と洗脳描写のリアリティ
レビューでは「心も身体も壊され、従順なお漏らし肉便器に変えられていく様が凄絶」との声が多く、羞恥と屈辱による“人格の破壊”が最大の見どころ。特に「嘲笑され尊厳を辱められる」「おもらしが多め」という指摘は一致しており、ただの陵辱ではなく、人格の再構築=洗脳というリアル系の描写が好評です。
一方で「読んでいて胸が苦しくなる」「快楽への救済がほぼないため後味は重い」というネガティブな感想も散見されました。ただ、それも含めて“このシリーズで一番壊れる話”として評価する意見が多く、むしろ本格的な鬼畜・ハード展開を求める読者には高評価のようです。
キャラクターと関係性の歪み
ヒロインを陥れる中心となるのは、嫉妬やコンプレックスに囚われた同部女子。単なる悪役としてではなく、強烈な“女の恨み”が描かれる点は印象的でした。加えて、恋人である男教師も物語の中で徐々に堕とされていくため、「愛と依存の壊れ方」という点では二重の悲劇が進行していくのが上手い。
他者のレビューでも「教師キャラが出てくることで単調にならず、女性同士の悪意と大人の男の狡猾さが交錯してより強烈さが増した」との意見があり、確かに群像的な残酷さが胸に迫ってきました。
総評:シリーズ屈指の鬼畜度
全体を通じて、陵辱・洗脳・人格崩壊を濃厚に描いた本作は、「舞条弦=ハードエロス」の魅力を凝縮した作品といえます。救済のない結末に賛否はあるものの、「心が壊されていく少女の描写を極限まで濃く味わいたい」読者には間違いなく満足度の高い一作でしょう。私自身も読後感は重たかったですが、シリーズの中では確かに一番“きっつい”けれど完成度は高いと感じました。
サンプル
最新の配信状況は各配信サイトにてご確認ください。
感想×コメント 作品レビューも募集してます