【感想レビュー】新・凌●女子学園2 美牝降臨

『 新・凌●女子学園2 美牝降臨 』

作品情報

黒髪を輝かせ、テニスコートを駆ける藤平智実。○6歳の美少女の華麗なプレイを前に誰が信じただろう？伸びやかな肢体の最奥を責め具に犯●れていたことを。――私達は、まだ負けたわけじゃないはず――母・潤子が悪辣極まる肉調教を受けながら見守る中、智実は試合に挑む――美少女の聖性を蝕む淫獄の行方。

基本情報

感想レビュー：絶望と抗いが交錯する凌辱巨編

前作『女子学園【完全決定版】』の続編として描かれる本作は、全3冊・1100頁近くに及ぶ大作です。私は読んでいて、前作の興奮をさらに広げつつ、智実を中心にキャラクターたちの濃密なエロスと抵抗の物語が継続していることに強く惹かれました。陵●小説としての王道を突きつつも、キャラクターの強さや人間関係の厚みで読ませる構成になっているように感じます。

読み応えのある長編ストーリー

智実はすでに堕とされている状況から物語は始まりますが、そのなかでも彼女の輝きや強さは決して失われず、読んでいて引き込まれました。レビューでも「陵辱されても光を失わないヒロイン」という評価が多く、長丁場でありながら物語の“動き”をきちんと感じられる点が好印象とされています。巻頭の人物紹介がようやくついたのは助かるが「本当は1巻に欲しかった」という声も見られました。

ハイライトとなるテニス試合シーン

前半の山場といえるのが、観客の前で器具責めを受けながらのテニス試合。屈辱と羞恥の極みに置かれながらも、千里の助けを得て勝利を収める展開は非常にドラマチックです。「陵辱の中でなお強く抗う姿にグッときた」という感想が多数ありました。その一方で「試合の描写に設定上の粗さ（女子なのに5セットマッチなど）」を指摘する声も掲示板で散見されます。とはいえ、陵辱小説のシチュエーションとしてはインパクトがあり、作品の大きな見どころになっています。

ハプバーでの淫猥なクライマックス

後半はハプニングバーでの公開調教シーンが展開。全裸拘束から複数穴責めといった直球かつ鬼畜なプレイが描かれ、社会的立場を踏まえて辱められる重さが強調されています。「このシーンが一番抜けた」「残酷さの中での絶頂が強烈」と高評価する意見も目立ちました。

サブキャラクターたちの活躍

母・潤子が独自に行動し教師を絡め取る場面など、サブキャラの性行動も濃厚です。裏切りや策略、羽生の苛烈な支配も絡み、次巻への布石がしっかりと張られているのがストーリー的な強みになっています。「人間関係の複雑さでただの陵辱エロに留まらない」という好意的な意見も見られました。

全体的な評価

陵●、輪姦、肛虐、母娘丼など定番からハードなプレイまで余すところなく盛り込まれた一作ですが、それだけにとどまらず「心が折れない智実」の強さが読者の感情を引っ張ります。粗さや展開の無茶も部分的にはあるものの、総じて陵辱官能小説の醍醐味を詰め込んだ続編として高評価が多い作品でした。

4.3

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