『 女子大生お姉様の濡れ舌個人指導 』
感想レビュー
受験勉強を舞台に“ご褒美”としてひたすらお姉さんに甘やかされる――「女子大生お姉様の濡れ舌個人指導」はまさに王道の“年上お姉さん奉仕もの”でした。浪人生の主人公・崇と幼なじみで年上の鞠子お姉さんが一つ屋根の下で繰り広げる「勉強＝快楽」のスパイラル。読み進めていくうちに、これこそリアルドリーム文庫らしい臨場感だなあと感じました。
レビューを眺めると、「もしこんなお姉さんがいたら受験が楽しくなりそう（笑）」といった羨望混じりの感想もあれば、「テンプレ的でスロー展開だから好みが分かれる」との声も。確かに全体を通して展開はゆっくりですが、それを“ぬるい”と見るか、“じっくり焦らされて溜めてからの開放”と受け止めるかで評価は変わるようです。個人的には後者。段階を踏んだステップアップ方式のエッチは、むしろ物語性を強めていて没入感が高いように思えました。
鞠子お姉さんは清純そうに見えて実はかなりの経験者で、Sっ気のある攻め役。手コキやフェラ、パイズリはもちろんのこと、ソフトSM要素（緊縛、焦らし、乳責め）まで盛り込まれており、意外とバリエーション豊富です。その一方で、本番解禁は物語の終盤までお預けされるため、「もっと早くしてほしかった」という人もいる一方、「ラストに持っていったのが良かった」という評価もありました。
イラストについては評判が高く、「ほぼ全シーンを網羅している」「メガネ美人×お姉さん好きにはたまらない」といった好意的な意見が多いです。読み手によっては「お姉さん一人しかヒロインがいないのは物足りない」と映るかもしれませんが、その分ヒロインの個性が際立ち、濃密な関係性に集中できるのが本作ならではの魅力。アダルト文庫としてツボを押さえた一冊だといえるでしょう。
総じて、「王道ネタだから読者を選ぶが、刺さる人には強烈に刺さる」――そういうタイプの作品です。個人的には、安心して没頭できる年上お姉様ものとして十分満足度が高く、レビューを探してみても賛否はあれど、概ね好意的に受け止められている印象です。
作品情報
敢えなく浪人生活を送ることになった崇を迎えるのは、
エッチに意地悪な女子大生お姉様との同棲＆個人授業！
「あはっ！ もう、童貞クンはしょうがないわね――」
合格点の対価は、憧れのお姉さんの甘いご奉仕
緊縛焦らし、亀頭いじめ、お風呂場での乳奉仕――
ご褒美に釣られた初心な青年の、気忙しい日々が始まる！
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