『 高慢女【肉便器化計画】 』
感想レビュー
『高慢女【肉便器化計画】』は、フリーター青年・達也が、自分より立場が上の三人の女性――未亡人の叔母サワ（35）、人妻女社長リカコ（43）、そして元同級生の亜美（20代）――を、羞恥心を煽る調教によって快楽に屈服させていく長編官能小説です。メインは叔母と社長で、亜美はサブ扱い。ページ数は434Pとかなりのボリュームで、特にサワの調教が全体の半分を占め、最も丁寧に描かれています。
個人的に一番の魅力は、「高慢だった女性が堕ちていく過程の丁寧さ」。抵抗 → 取引 → 諦め → 受容という段階を順序立てて描くため、途中からの豹変に萎えることなく最後まで没頭できます。サワが強気のS女から淫らな従属女へと変わっていく描写は抜群で、気の強い口調が快楽に染まって淫語に変わる瞬間が非常にエロティック。リカコも同様に、夫の目の前での陵辱など屈辱的なシチュエーションが鮮烈です。こうした「立場逆転」や「言葉遣いの変化」を丁寧に楽しめる人にはたまらないと思います。
一方で、亜美のパートは短めで、あっさり堕ちてしまうため物足りなさを感じる読者もいる様子。また、性行為描写において物理的に不可能と思われる体位や動作がいくつか見られ、そこを気にすると没入感が削がれるという意見もありました。とはいえ、このジャンルにおいてはそこまで致命的ではなく、むしろ「実用性重視」で繰り返し読み返せる良作と感じる声が多いです。また、主人公がただの悪魔的支配者ではなく、最初は引きこもりのいじめられっ子だったのが、調教の過程で自信と支配性を身につけていく「成長物語」的要素も好意的に受け取られています。
終盤では、達也がリカコの会社の副社長となり、サワも部下に、亜美も元彼と別れさせて自分の支配下に置き、公私ともに三人との調教生活を送るというハーレム的結末。こうした“完全勝利”型のエンディングも含め、ジャンル好きには存分に刺さる内容です。総じて、「高慢女の徹底的堕落」をじっくり味わいたい人には間違いなくおすすめできる一冊です。
作品情報
僕をニート扱いする同居人の傲慢叔母に肉の性裁を！
過去に手ひどく自分をフッた高飛車女に報復レ○プ！
金持ちの人妻女社長を失禁地獄でイキ狂わせろ！
三匹の牝をハメまくり、性欲処理の肉便器に！
（フランス書院文庫換算 344ページ）
サンプル
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