【感想レビュー】女捜査官・麻衣【危険な休暇編】

『 女捜査官・麻衣【危険な休暇編】 』

作品情報

「ひいっ。先輩、それ……だめっ」

突き込むごとに肉棒で感じる、可愛い後輩捜査官の強烈な締め付け。

恋心を抱いていた麻衣の女肉の味わいに雄介は我を忘れた。

休暇で訪れた温泉旅館、武器ブローカーの密売会に遭遇し、
顧客の暴力団やテロリストの前で強●交合を命じられた二人。

（こんなかたちで夢がかなってしまうなんて）

意思に反して膨らみきった硬直で、淫らなイキ顔を見せる麻衣に俺は……

草飼晃が贈る渾身の書き下ろし──捜査官バディ小説の最高峰、登場！

基本情報

感想レビュー：濃密バディNTRと緊迫官能の頂点

『女捜査官・麻衣【危険な休暇編】』（草飼晃）は、温泉旅館で休暇を取るはずの女捜査官・麻衣と主人公雄介が、思わぬ事件に巻き込まれ、濃密なエロスと緊張感が交錯する官能NTR小説です。

ストーリーと作品の雰囲気

一見すると普通の休暇に見える序盤ですが、武器ブローカーの密売会に遭遇し、暴力団やテロリストによる非情な命令のもと強制的な関係を強いられていく流れが印象的でした。特に、麻衣の体を通じて心理的にも追い詰められる描写が丁寧です。自分としては、単なるエロ小説にとどまらずヒリヒリした緊迫感と、ヒロインを守りたい気持ちの葛藤がしっかり伝わるストーリー展開に心を掴まれました。

エロ描写の濃密さと独特さ

やはり最大の特徴はエロシーンの生々しさとディテール。麻衣の身体描写、特に後輩捜査官としての可愛らしさと肉体の強烈な締め付け描写が、男性目線で極限まで強調される部分にレビューでも「想像するだけで楽しい」「官能小説の最高峰」といった高評価が寄せられていました。「バディもの＋NTR」的な趣向が刺さる層には強く推せる濃さです。他方で、強制的な展開やマニアックなプレイが少し苦手という声もありましたが、全体として賛否は賛寄りの意見が目立つ印象でした。

キャラクターの描かれ方

ヒロイン麻衣は、任務に忠実な女捜査官でありつつ、どこか脆さや可憐さも持ち合わせていて感情移入しやすいキャラクターです。雄介との関係性や、絶体絶命の状況で見せる弱さ＆芯の強さが読みどころ。同時に、敵役たちがギャングらしく悪趣味で、物語へのスパイスになっている点も評価したいポイントです。

ネット掲示板の反応

ネット掲示板でも、「草飼晃の中期以降らしいド直球NTR」「テンポも悪くないし抜きどころも多い」と肯定的な感想が主流。たまに「もう少し捻りが欲しい」という意見もありましたが、安定した官能描写への信頼感が漂っていました。

文章と読後感

全体の文章もすっきりと読みやすく、随所でストーリーを盛り上げる演出が効いていると感じます。NTR要素とバディ刑事もののバランスが絶妙で、シチュエーション好きにはおすすめできる完成度です。

4.3

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