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【感想レビュー】九課慰安係 case2 〜閃烈なる赤月〜

『 九課慰安係 case2 〜閃烈なる赤月〜 』

九課慰安係 case2 〜閃烈なる赤月〜

作品情報

中性的な美貌に浮かべる不敵な笑み、「九課」の狂犬・赤月沙里奈は、
構成員の性欲を解消する特殊任務「慰安係」に指名される。
相手は同じ部隊の屈強な同僚・火渡。最初は余裕を見せる赤月だが、
組み敷かれて貫かれ、理性とは裏腹に引き出されてしまう女の部分。
想いを通わせるもう一人の同僚・高木の顔を思い浮かべて堪えるも、
儚き抵抗すらも許さない、すべてを凌駕する圧倒的な愉悦が訪れ……
エース作家・懺悔にしか描けない、大好評「絶対NTR」シリーズ!

基本情報

※引用元:FANZA

感想レビュー:強気ヒロイン堕落の濃密快楽

強気ヒロインが堕ちる快感と物足りなさ

『九課慰安係 case2 ~閃烈なる赤月~』は、前作の衝撃的な「九課慰安係」から続くシリーズ第2弾。男勝りなヒロイン・赤月が、オラオラ系の上司・火渡に翻弄されていく過程を描いており、その堕落描写は序盤から終盤までじっくり楽しめる。前作同様に、懺悔らしい生々しい淫語表現は光っていて、短いページ数ながら濃厚なエロスが凝縮されていた。値段相応と感じる人も多く、むしろテンポの良い展開が中弛みせず読みやすいという声もあった。

しかし一方で、「1巻目が傑作すぎた」との前作比較による厳しい意見も目立つ。スパイ組織という前提のハードボイルドな説得力あった人間関係が、軍事色の強い今回の設定では薄れており、キャラ同士の絡みが「ただ身体の相性が良い赤月と火渡の肉体関係」に留まっているという指摘もある。特に、主人公・高木がほとんどお飾り扱いで活躍に乏しく、読後の人間ドラマ的な充足感はやや物足りなく感じられる。

快楽と屈服の描写の妙

それでもやはり、赤月の強気さが徐々に快楽に崩されていく堕ち描写は秀逸で、火渡に「妊娠はしろ」と強圧的に命じられ、感極まって頷くシーンは強烈な印象を残す。読者によっては「そこで途切れてしまう間の悪さ」に不満を覚えるが、一方で「その瞬間までの堕落の工程が十分にエロかったから満足」という意見もあった。つまり物語の完成度では前作に及ばずとも、ヒロイン陵辱の一点突破的快感は健在だと評価されている。

シリーズとしての位置づけ

全体として評価は賛否あるものの、「赤月というキャラの良さを引き立て、強気ヒロインの弱点を的確に突く快楽支配」が魅力の作品には違いない。人間関係や組織設定のリアリティよりも、純粋にエロスの瞬間に価値を置く読者なら大いに楽しめるだろう。逆に前作のような緻密な構成を期待してしまうと、やや消化不良感が残るかもしれない。個人的にはエロ小説としてのインパクトは高く、シリーズの一環として読むなら十分満足できる仕上がりだと感じた。

総合評価

エロさを第一に楽しむ層には間違いなく刺さる一冊であり、赤月が好きな人にとっては見逃せない続編。前作からより陵辱寄りに振り切ったことで、魅力を強調しつつも一部に不満を残す。総合的には「やや粗さを含んだ良作」といえる。

4.1

サンプル

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