『 女上司のみだれ顔 』

作品情報
憧れの美女先輩・朝倉志保が経営する会社に転職した若松圭介。だがその小さな会社は自分以外の全員が女性という女の園だった!
巨乳副社長の万里子の自宅に誘い込まれて童貞卒業させてもらい、人妻の清美との密かな不倫性交に酔い、才気あふれる同僚の莉奈から処女を捧げられる…。肉欲に満ちた会社生活を送る圭介だったが、やがて本当に好きな志保と向き合い、彼女に想いを告げる。
お姉さんOLたちに誘惑され、むっちり媚肉を味わい尽くす青年を描く、ふしだら社内エロス!
基本情報
感想レビュー:女上司に迫られる王道ハーレム小説
王道のハーレム展開
河里一伸の『女上司のみだれ顔』は、オーソドックスなハーレム系エロ小説としての安定感が光ります。物語は奥手な主人公が憧れの先輩美女のもとに転職し、個性的な女上司たちと次々に関係を持つ…という流れ。最終的にはメインヒロインと結ばれるという構成で、横恋慕や修羅場のようなドロドロ感はなく、安心して読み進められる作品です。レビューでも「順番にエッチして最後はハーレムエンド」という指摘があり、王道的でわかりやすい点が評価されています。
多彩なヒロイン描写とその課題
4人のヒロインそれぞれにタイプが違い、プレイのバリエーションも楽しめます。特に本命以外の女性が積極的に迫ってくる構図は、受け身の男性読者にとって魅力的に映るでしょう。いわば「誘惑されたい願望」をそのまま形にしたような世界観です。一方で、「全員と関係を持つのに一部は遊びで済まされ、恋人気分になるキャラも同列扱いされる」というモヤモヤを感じたという声もありました。つまり、ハーレム物の宿命として、ヒロインごとの掘り下げに差が出てしまう点が惜しい部分といえます。
エロさと読みやすさの両立
エロシーンに関しては、安定の濃度。過激すぎず、しかし十分に実用的で、文庫エロ小説らしい読みやすさがあります。レビューを見ても「とてもオーソドックス」「誘惑されたい男の願望が満たされる」といった感想が目立ち、文章のクセが強すぎないことも評価されているようです。鬼畜要素は薄めで、ハードさよりもシチュエーションと女性描写で楽しませるタイプの一冊です。
総評
全体的には「王道ハーレムものが読みたい」「受け身主人公×女上司」という設定に惹かれる読者には十分満足できる内容だと思います。深みや劇的なストーリー展開を求めると物足りなさはありますが、安定のエロさと気軽に読めるテンポは、このジャンルの入門編としても適しています。
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