『 片恋少女の寝取り方〜弟の代わりに俺が抱いてやる〜 』

作品情報
上条弘樹は優秀な商社マンであったが、女たらしな性格が災いし、トラブルで会社を辞めざるを得なくなってしまった。
転職までの間、女子校の教師を務める双子の弟・直樹の家に厄介になっていると、弟の留守中に生徒のひとり、佐倉汐里が家を訪ねてきた。
外見が瓜二つな事もあり、弘樹を直樹と勘違いした汐里に対し、弘樹はどこまで騙し通せるか「ゲーム」を始め、年不相応に大人びた汐里の体を弄んでいく。
基本情報
感想レビュー:背徳感とイチャラブのバランス
この作品の最大の魅力は、やはり「エロさ」と「背徳感」のちょうどいいバランスにあると思います。双子の弟の彼女・汐里を、兄の弘樹が弟になりすまして寝取るという設定自体が背徳的でありながら、単なる鬼畜寄りではなく、徐々にラブラブ成分が増していくのが特徴的でした。背徳感を煽りながらも、読後感は意外と甘さすら残る、そんな印象を受けました。
ネット上でも「NTR色は軽め」「略奪愛寄りだから読みやすい」といった意見が多く、ハードなNTR展開を期待していた層とはやや温度差があるようです。ただ、それが逆に“苦手層でも手に取りやすい”という強みになっているとも言えるでしょう。
キャラクターの人間味と独自性
主人公・弘樹に関しては「女性関係にルーズでクズっぽさもあるけど、逆にそこが人間らしくて良い」という感想が目立ちます。NTR作品の主人公が善人すぎても違和感がありますし、程よいダメさがドラマ性を生んでいるように感じました。弟・直樹も単なる噛ませ犬ではなく、昭和的価値観をもつ一癖ある人物として描かれており、単純な対立構造以上の深みを出しています。
このあたりは「キャラクター描写が丁寧」というレビューと一致していて、ラブコメ的掛け合いにリズム感を感じる人も多いようです。
エロシーンの描写と没入感
エッチシーンについては「汐里が嫌がりながらも屈服していく様子が背徳的で興奮する」と評価されていました。抵抗から快楽への転落過程がしっかり描かれている点がポイントで、単なる行為描写以上に心理的な揺れを楽しめるのは高評価に値します。もちろん可愛らしさや萌え要素も強く、バランスよく盛り込まれている印象です。
一方で「もっと鬼畜寄りで徹底してほしかった」という意見もありましたが、大多数は“イチャラブNTR”として満足している様子。甘さとえぐみの両立に惹かれる人が多いのは納得できました。
物語の結末と余韻
終盤では汐里が兄と弟の間で揺れ動き、最終的にどちらを選ぶかという選択が描かれます。この結末については「意外性があって面白い」「続きを想像させる引きが上手い」と好評。中には「もっと決定的な終わりが欲しかった」という人もいましたが、むしろ余白があるからこそ妄想を掻き立ててくれる、そんな後味を残すラストでした。
総合的な感想
NTRジャンルとしては比較的ソフトであり、背徳感よりも「禁断のラブストーリー」として楽しめる作品でした。特に汐里のキャラクター性と心理的な揺らぎの描写が光っており、単なるエロだけでない“読ませるNTR”として評価していいと思います。
結論としては、激しすぎるNTRが苦手な人にも安心してオススメできる、やや賛寄りの作品です。
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