【感想レビュー】小さいころ好きだった近所の爆乳お姉さんと再会したら結婚することになりました

『 小さいころ好きだった近所の爆乳お姉さんと再会したら結婚することになりました 』

感想レビュー

『小さいころ好きだった近所の爆乳お姉さんと再会したら結婚することになりました』について、ネット上のレビューをまとめてみました。

一言でいえば、「タイトル通りの作品」であり、読者が期待する“年上爆乳お姉さんとのイチャラブ同棲・結婚ストーリー”を真正面からやってくる王道作です。ズルさも小細工もなく、ひたすら甘々で直球勝負。そういう潔さがむしろ高評価につながっていると感じました。

ヒロイン・香織との展開はベタなんですが、その“安心感”が良い、との声が多いです。借金で困っている彼女を主人公が助け、同居をきっかけに我慢できず結ばれ、そこからはずっとラブラブで、最終的には結婚・子育てまで一直線。浮気やNTRといった要素はなく、純情・誠実・幸福の３点セットで、ストレスを一切感じない作りになっているところに好意的な評価が集中していました。特に「甘さ120％、砂糖だけでスパイスなし。でも突き抜けると幸福感にしかならない」という意見はこの作品を端的に表していると思います。

エロ描写の豊富さも人気の理由。どこを読んでも二人が裸で絡んでいる、との声もあり、“爆乳”という一点突破の説得力が強い。しかも年上の香織がリードしようとするも結局喘がされてしまう、というパターンも王道ながら萌えるポイント。そこに神崎美宙らしい丁寧な描写と挿絵が加わり、満足度は高いです。

一方で不満点として挙げられていたのは、「イラスト面のコスト不足」（ラブホでのきめシーンに挿絵なし）や「物語に起伏が少なく単調」というもの。特に「普通すぎて特筆するものがない」と評した人もいて、スパイスや波乱を求める読者には物足りない印象のようです。とはいえ、それを逆に「これでいいんだよ」と評価する声も多く、作品の価値は求めるものによって大きく変わると感じました。

総じて、純愛×爆乳×同棲イチャラブというコンセプトに魅力を感じる人なら強く刺さる作品。私自身も、過剰なドラマや鬱展開がなく、最後まで幸せに読めるという点が大きな魅力だと思いました。甘い恋愛とたっぷりの濃厚描写を楽しみたい人には、自信を持って勧められます。

4.3

作品情報

社会人一年生の悠輝は休日に帰省した際、憧れの幼馴染だった香織と偶然再会する。
当時より美しく、規格外に成長した爆乳にも目を奪われるが、近況を尋ねると香織の表情が翳ってしまう。
聞けば両親は他界し、家業の定食屋も廃業して借金を背負ってしまったうえに、現在の住居である安アパートも退去を迫られているのだという。
特別な存在である香織の窮状に見かねた悠輝は、多少の下心はありつつも自分の部屋で一緒に暮らそうと提案し、香織も了承して同居生活が始まった。
しかし同居が始まると、悠輝の入浴中に入ってきたり、下着姿でうろついたり、ぴったり寄り添ってきたりと、香織が無防備に接してくるので悠輝は性欲を刺激されっぱなし。
とうとう我慢の限界を超えた悠輝が香織を押し倒すと、同居する以上はそういう関係も含むと思っていた、と言われ、ついに一線を越えることに…。
そうして、恋人同士ではないが身体の関係はあるというふたりの同居（同棲？）生活が始まったのだった。

最新の配信状況は各配信サイトにてご確認ください。