『 美姉妹教師 魔の催●絶頂 』

作品情報
気の強い女教師に忍びよる魔手。
おぞましき催●マシンにより女盛りの肉体は暴走しはじめ……
文武両道を掲げる名門校に勤務する体育教師の可南子は、自身も剣道三段の腕前で、正義感も強かった。妹の明日香も国語教師で姉と同様武道に秀でていた。だが、そんな彼女らを煙たがっている校長らは一計を案じ、恐るべき催●マシンを使って姉妹を洗脳するのだった……。
基本情報
感想レビュー:学園を舞台にした催眠調教劇の魅力
藤隆生による『美姉妹教師 魔の催●絶頂』は、学園を舞台に美人姉妹教師が催眠マシーンで堕ちていくという物語。舞台設定自体はありがちとも言われますが、「学園を支配する不良と校長」「マッドサイエンティスト」「血筋で繋がる姉妹教師と校長」といった人間関係の絡ませ方に独自の面白さがあります。特に科学者キャラが純粋に実験しか考えていない狂気の存在として描かれている点は、一部読者から「こういうキャラを軸にしたスピンオフを読みたい」と好評でした。
エロスの描写と反応の違い
本作は美人姉妹が同時に調教されるシーンが基本。プレイ内容のパターン自体は単調との声もあるものの、「姉妹それぞれの反応の違い」に色気を感じる読者も少なくありません。エロさ自体は平均以上と評され、催眠によって抗いながらも快楽に溺れる過程を楽しめる、との意見も寄せられています。ただ、「催眠マシーン」の扱いは賛否分かれた部分で、「道具の使い方が安っぽい」「ドラえもんのノリか」と酷評する声もありました。
ストーリー構成とエンディングの評価
作品全体で最も挙がっていた不満点は“終わり方の唐突さ”。「せっかく堕ちた姉妹のその後を読みたかった」「調教完了でスパッと終わるのは物足りない」というレビューが複数。特に「エピローグ的に、その後の日常や完全堕落の様子を見せて欲しかった」という声は多く見られました。
一方で「学園ドラマとしての描写は少なめで、最初から最後までエロ一点突破なのが分かりやすくて良い」というように、潔さを好意的に受け取っている読者もいます。
賛否両論 ― 一部では駄作評価も
否定的な意見では、「在り来たりすぎてリアリティがない」「安っぽいAV企画の劣化版」「文章や展開が幼稚」といった辛辣なレビューも目立ちます。藤隆生氏の他作品を読んでいるファンからも「これは駄作にすら値しない」とまで断じる感想もあり、読者の受け取り方に極端な振れ幅が見られる作品だといえるでしょう。
まとめ
個人的には、学園と催眠という王道の組み合わせをシンプルに描いたエロティシズム作品として、それなりに楽しめる一冊だと感じました。確かに“催眠マシーン”というガジェットや、唐突に終わってしまうラストは惜しい部分。ただ、それでも「堕ちていく姉妹の姿」「違うキャラ性の反応」を楽しめる点では十分価値があります。賛否分かれるのも納得ですが、催眠調教モノ好きであれば試してみる余地はあると思います。
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