『 人妻捜査官【全員奴隷】 』

作品情報
「悔しいッ。イキたくない。こんな奴等に……ああッ」敵の手に落ちた人妻捜査官・玲子を待っていたのは、女の弱点を知り尽くした獣たちの執拗な快楽拷問。仲間を救出しようとした他の牝豹(エージェント)も囚われ、次々と肛姦の餌食にされ、奴隷オークションへ……弥生、いずみ、文乃……肉檻に繋がれる美しき女!
基本情報
感想レビュー:強気な捜査官たちが次々と快楽の虜に
御堂乱による「人妻捜査官【全員奴隷】」は、プライドを持った女性捜査官たちが敵の手に落ち、想像を絶する調教を受けていく作品です。表紙のヒップラインだけでも満足できるほどの艶やかさがあり、作品全体を通して「ヒップ」という表現が頻繁に使われる点も特徴的です。物語は前作「人妻捜査官・玲子【囮】」の続編にあたり、玲子や弥生といった人気キャラクターが再登場するのも嬉しいポイントでしょう。
章ごとに異なる凌辱パターン
本作では6人(実際は7人)の人妻捜査官が登場し、それぞれが異なる状況で敵組織に囚われていきます。章ごとに担当キャラクターが変わる構成で、倉科弥生、細川文乃(37歳)、楊春麗といった個性豊かな捜査官たちが次々と凌辱の対象となります。特に第三章「令夫人、無惨」では、文乃が中国マフィアに拉致され、キングサイズベッド上で大容量ガラス浣腸器による浣腸シーンから始まる長尺かつ細密な描写が展開されます。肛虐シーンは本作全体を通じて豊富に登場し、アナルプレイを好む読者には特に評価が高い内容となっています。
章ごとのシチュエーションも工夫されており、特に印象的なのがリーダーとエースがマジックミラーで仕切られた部屋に入れられるシーンです。ライトアップされた側だけが相手に見える状況で、お互いを犯しているのが自分の夫や息子であるという残酷な設定は、心理的な崩壊を丁寧に描写しています。捜査官としての誇りと女性としての身体が分離していく様子が、読者の興奮を高める要素になっているのでしょう。
救われない展開がもたらす高揚感
散々嬲られた捜査官たちは最終的に奴隷オークションにかけられ、海外へ売り飛ばされる?・・・という結末を迎えます。この「救われない展開」が続くことで、読者は「次はどうなるのか」という期待感から最後まで読み進めてしまう構成です。強い女性が卑劣な手段で理性を失い、狂い咲く様子は、捜査官ものというジャンルの醍醐味を存分に味わえます。AVでも小説でも、捜査官というシチュエーションは最高の素材だと多くの読者が評価している点にも納得です。
御堂乱らしい丁寧な描写力
御堂乱先生の作品として、本作も描写の細かさが光ります。輪姦シーンや拘束プレイ、イラマチオなど定番の要素を押さえつつ、各キャラクターの心理描写もしっかり書き込まれているのが特徴です。ただし、春麗や芽衣、美貴といった一部キャラクターの調教過程については「もっと詳しい描写が読みたかった」という声もあり、続編やスピンオフへの期待を抱かせる余地を残しています。前作を読んでいる読者にとっては、玲子と弥生がこれでもかと犯されながらも前線に立ち続け、再び酷い目に遭う姿に感慨深いものがあるでしょう。
コンセプトに忠実でまとまりのある構成、無難に読める鬼畜度のバランス、そして漫画化を希望する声が上がるほどのビジュアル喚起力。本作は御堂乱ファンはもちろん、捜査官ものや凌辱系を好む読者に広くおすすめできる一冊です。
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